子どもにスマホ持たせてますか?
わが家では妻の昔使っていたiPhoneを子どもが使っています。機種はiPhone8(iOS13.3)です。
(子どものスマホ所有については様々な意見があると思いますので今回そのあたりの話は一旦置いておいて...)
まだ小学生ということもあり、機能制限にはiPhoneのスクリーンタイムを利用しています。
スクリーンタイムとは?
iPhoneの使用時間を把握したり、使用時間を制限したり、成人向けサイトを制限したりする機能のこと。
iPhoneのファミリー共有機能を使うと、親iPhoneから子どものスクリーンタイムを設定することができるようになります。
ちょっとややこしいのですが、ファミリー共有機能にもペアレンタルコントロール機能があるので、スクリーンタイム機能と組み合わせて使うと良いってことです。
参考までに、以下Apple公式のサポートページです。
先日、ふと子どものiPhone画面を見たところ
スクリーンタイムが勝手に解除されてる!?
スクリーンタイムがかかった状態で、利用できる時間が過ぎた場合はアプリがちょっと暗い色になるのですぐにわかるんですよ。
原因として、パスコードを読み取られた可能性も考えてみましたがそれは低そう。。
そこでググって情報を集めてみたところ、この症状で困っている人がちらほらいるような感じです。
わが家ではあれこれやってみて症状を改善することができました。
そこで今回はスクリーンタイムが勝手に解除される症状について試したことをシェアしたいと思います。
スクリーンタイムが勝手に解除されるってどういうこと!?
まず、前提条件としてわが家の設定内容です。
- ぼく(父)と子どもでファミリー共有を設定している
- スクリーンタイムは親のiPhoneから設定している
(子どものiPhoneを直接操作してない)
勝手に解除されてしまうというのはこういう状態のことです。
↓↓↓
設定をきっちり入れておいても親iPhoneから確認すると…
上の写真のスイッチ部分がスーっとオフになってしまうのです。
何度設定しても勝手にオフになるのでイライラ。。
制限されていると思っていたのに
制限無し状態のiPhoneを子どもが使っていたことにも焦りを感じました。
スクリーンタイムが勝手にオフになる!対処方法は?
あれこれ試した結果、有効な対処方法としてシェアできるのは以下の2つです。
- 子どものAppleIDを作り直す
- ファミリー共有を設定し直す
子どものAppleIDを作り直す
まず、子どものAppleIDが正常ではないのでは?と疑ってAppleIDを新規に作成してみました。
新規作成ができたら既存のファミリー共有に入れます。
か、改善!!
上図「コンテンツとプライバシーの設定」画面のスイッチ部分を凝視していてもオフにならず。
しかしこの方法だと取得済みアプリに影響が出てしまいます。
AppleIDが変わるので旧AppleIDで取得したアプリのアップデートができなくなるということです。
ゲーム系のものとかアップデートできないとダメだろうなぁと思い、結局この方法は却下となりました。
ファミリー共有を設定し直す
子どものAppleIDを変更したくないのであれば、ファミリー共有の再設定はすぐに試すことができます。
改善がなかったとしても影響は少ないはずです。
ここで注意が必要なのが子ども用のAppleIDに設定された年齢です。
13歳という年齢を境に対応がだいぶ変わってきます。
13歳以上の子ども用AppleIDでファミリー共有に入っている場合
13歳以上のAppleIDであればやることは簡単です。
(13歳というと中学1年生ですね)
操作としては、ファミリー共有から一旦抜けて入り直すだけOK。
操作手順
- ファミリー共有から子ども用AppleIDを削除
- 再度、子ども用AppleIDをファミリー共有に追加
操作方法は、Appleサポートの情報が最新なのでリンクを貼っておきます。
以下の手順を上から順番に進めればOKです。
13歳未満の子ども用AppleIDでファミリー共有に入っている場合
子ども用AppleIDが13歳未満の場合は少し手間がかかります。
理由としては、
13歳未満のAppleIDはファミリーから削除できないためです。
ただし、別AppleIDの別のファミリー共有グループに移行するという操作は可能です。
「削除」できないので「移行」するということです。
ファミリー共有は大抵「一つの家族=一つのファミリー共有」で利用してると思いますので、別AppleIDで新たにファミリー共有を作成する必要があります。
操作手順
- 現ファミリー共有の管理者とは別のAppleIDで新たにファミリー共有を作る
- 新たに作成したファミリー共有に子どもAppleIDを「移行」する
こちらも、Appleサポート公式ページへのリンクを貼っておきますね。
この手順で厄介なのは「別のAppleIDで新たにファミリー共有を作る」という点です。
ファミリー共有に入っていない別Appleが必要ってことです。
ファミリー共有に入っていない別Appleが必要
↓
別のAppleIDを用意しなくてはいけない
↓
自分のAppleIDが変わる可能性が有る
別のAppleIDを用意することができない場合は、
「子どものAppleを作り直す」
項目の手順を実行するのがいいでしょう。
ちなみに、わが家は妻がファミリー共有に入っていなかったので
以下手順で進めることができました。
- 妻AppleIDでファミリー共有を新たに作る
- 妻作成のファミリー共有に子ども用AppleIDを移行
- 既存ファミリー共有を解散
- ぼくのAppleIDを妻作成のファミリーに登録する
これを実施したのが2週間前で今のところ問題無い状況です。
よかった!
この手順で改善したということは
ファミリー共有と子どもAppleIDの紐付けの問題だったのかなと思います。
もう1つ注意点ですが、
別のファミリー共有グループに切り替えられるのは1年に1回だけ
なので、この点も頭に入れておきましょう。
【まとめ】機能制限を100%信用してはいけない
いかがでしたか?
今回の件にはだいぶ悩まされましたが、子どものスマホ利用について考えるよいきっかけにもなりました。
とりあえず制限かけとけばオッケー!!
...という訳にはいかないんですねぇ。
パソコンも時々おかしくなったりするようにスマホも完璧では無いってことを思い知りました。
今の親世代は子ども時代にスマホを所有した経験が無いので、子どもと一緒にネット環境やスマホについて考えていかなくてはいけないですね。親もよくわからないものを子どもに与えるという状況に難しさと感じます。
また、たまに子どもとスマホ利用について雑談程度でいいので話してみなくてはとも思います。(年頃の子どもに対してはそれがなかなか難しい〜)
同じ症状でお悩みでしたら試してみてください。
改善できれば嬉しいです。
それでは!