ども!40代妻子アリなのに派遣やってるおっさんです。
これまでコールセンター派遣を嫌だ嫌だと言いつつ続けてきましたが...
この度無事に卒業しました!
その後...工場派遣に転落しました...!!
一日中椅子に座ってる仕事から一日中立ちっぱなしの仕事へ。
仕事の内容的にもこれまでと違いがありすぎる…
振り幅の大きいジョブチェンジとなりました。
やったことが無くて全然慣れない職種に最初の一週間は特にキョドりました(笑)
今回は、未経験だけど工場など製造業を考えてる方のためにそのとき思ったことをシェアしたいと思います。
この記事はこんな人におすすめです
- よく求人で見る「8割が未経験からスタートしてます」って本当か知りたい
- 工場勤務が未経験の場合、どんなことでキョドるのか知りたい
- 工場派遣を始めるのときの不安さを事前に知っておきたい
- 事務職から製造業への転職ってどんな感じか知りたい
工場派遣を選択した理由
ぼくが今回工場派遣を選択したのは家から近く、通勤に時間がかからないというのが主な理由です。
コールセンターでの派遣は約3年ほどでした。
その間に引っ越しをしており、駅近の住まいから田舎へ移りました。
コールセンターだと街なかの立地が多いですよね。
住まいが田舎になったことで通勤に片道2時間くらいかかるようになってました。
往復で一日4時間が移動ってのは少々キツイです…
ぼくの住まいからだと勤務先の選択肢は工場のほうが圧倒的に多いです。
調べてみると「田舎=工場」ってけっこうありますよね〜
特に工業団地と呼ばれるとこだと工場や物流倉庫なんかが密集してます。
今回選んだ工場へは家から車で15〜20分くらい。なんなら自転車でも行けるので通勤負担はグッと減ります。
もう一つの選択理由としては、コールセンター勤務ではだいぶ精神をやられていたというのがあります。
でも…工場勤務となると別要因で精神がやられないかかなり不安を感じる選択ではありました。
仕事開始まで気持ちが落ち着かない日々を過ごす
工場の仕事は20年くらい前にアルバイトで経験があるのですが、どんな内容かはほぼ覚えてません。
でも、その時感じたことは覚えてて…
「繰り返しの作業が飽きる。体的にもキツイ...」でした。
当時はお小遣いが稼げればよかったという程度だったけど、今回は生活のため、覚悟を決めての応募です。
ちょっと期待もあって、
「人と話さなくていいからコミュ障の自分に意外と向いてるかも?」
と思いつつも気持ちの9割は不安でした。
そんな心境なので初出勤の1週間くらい前から「嫌だなぁ」という気持ちでそわそわと落ち着かない日々を過ごしました。
今回は派遣会社も変えました。
前の派遣会社はコールセンターや事務の案件が主だったので、製造業のお仕事紹介はしてもらえないんですね。
勤務先が決まるまでの流れは次の通りです。
- 派遣登録&希望のお仕事ヒアリング
- 職場見学
- 勤務開始
この間、だいたい2週間くらいかかりました。
勤務開始は、工場の派遣受入日が決まってることが多いようで月曜日になることが多いです。
タイミングによってすぐには仕事開始できなかったりという事があります。
工場派遣開始!初日はとにかく緊張した…
勤め始めの初日は特に緊張しました。
前夜からドキドキであまり眠れず。
初出勤の朝はモヤモヤと嫌な気持ちで目覚めました。
初出勤の日は挨拶から始まり…
社内の施設の案内や必要に応じて座学研修を受けます。
始まってしまえば「もうどうにでもなれ!」って感じでした。
次の日も朝緊張しつつ目覚めて…
最初の一週間は工場の雰囲気等なにもかも慣れなくて、心がバタバタしてる感じで過ごしました。
どんな仕事でもそうだと思いますが、ある程度慣れるまでは「嫌だなぁ」と感じますよね~
工場派遣でキョドったこと5点
工場は経験にほぼない職場だったので
毎朝必ずキョドりました。
居場所の無さを感じたし、どうすればよいかわからず…キョロキョロといった感じです。
ちなみに現在の工場勤務先はいろいろあって今3社目です。
(より条件のいいところに移ったり、雇い止めに遭ったり…)
何社か工場勤務を経験できたんですが、それでも初めての工場は毎回キョドります。
では本題の、事務から製造業へジョブチェンジしたおっさんがキョドったことをご紹介していきますね。
1.工場内の音がうるさい
工場勤務が初めてだと音の環境がなかなか慣れなくてキョドります。
ぼくの場合はコールセンター勤務からの転身なので、音の環境は「ほぼ100%人の話し声」から「ほぼ100%機械の音」という変化です。
工場で聞こえてくる音は...
「シューーーーーーーーーーーッ!!!」
「ガチャンガチャン」
「ゴゴゴゴゴゴーーーーーーーー(地鳴りのように低い音)」
「ピンポン♪ピンポン♪」
「ピーーーーー♪」
「♪(メロディ)」
などなど。
これらが混ざりあって一日中聞こえ続けます。
(工場により違いはありますが「シュー」というエア音はどこでもなってる気がする)
毎朝工場内に入りこの【音】が聞こえてくることで
「今日も始まるか〜」
とちょっとブルーな気持ちになりました。。
2.独特のニオイがする
工場はそこで扱う薬品や製品により「なんかしらの独特のニオイ」があります。
無臭の職場はほぼ無いです。
クリーンルームで空気が清浄に保たれていてもニオイはします。
このニオイの件は、ちょっと長く勤めても慣れないです。
工場という職場で最初に感じた緊張の記憶が【ニオイ】と【音】によって呼び起こされる感じです。
人間の五感に刷り込まれるモノって強烈ですね。
ちなみにコールセンターは電化製品のニオイだそうですパソコンの排熱とかのニオイかもしれないですね。(帰宅すると妻に言われてました)
3.当たりの強い人がいる
工場の環境に対する不安もありましたが、ぼくは働いてる人に対する良くない先入観がありました。
「工場は人間関係がヤバそう」
「ヤンキーみたいな人もいる」
「外国からの出稼ぎ労働者がいる」
みたいなイメージです。
最初の頃は人間関係が上手くやれるかということにも不安を感じてました。
しかし、意外にも(?)実際は仕事に対して真面目な人が多かったです。
ぶっきらぼうな人もいますがそれが素だったたり、純朴が故にだったり、悪気はない感じです。(見た目が怖い人はいます。あ、あとベトナムの方はいました)
ただ、ちょっと嫌だなと感じる人も確かにいます。
工場の仕事は、技術や熟練度もある程度求められるので、それに起因する人間関係の強弱が出てるかなと感じました。
「そんな簡単なのもできないの!?」みたいな。
それが、職人気質からくるものなのか、立地的に田舎なので人との距離感が近い?ことが要因なのかはよくわかりません。体感的には工場はあたりの強い人の割合は多いかなと感じます。
人の巡り合わせは運もあります。
また、人間関係は自分次第で変化することもあります。
仕事に対する取り組み姿勢で周りの態度が変化したり、理解されたり。
もっとも、これは業種に関わらずですよね。
人間関係がダメそうなら派遣の営業担当に早めに相談も使える手の一つです!
4.みんな一緒に休憩に入る
工場にもよりますがお昼を一緒の時間に取ることが多いです。
コールセンターだと業務を止めないように、交代しながら休憩に行くという感じだったので始めなかなか慣れなかったです。
「休憩中に会話の輪に参加しなくてはいけない」とかは特に無いんですけど、コミュ障だとこの状況はキョドります。
コールセンターの人と比べて、パチンコの話題が多いのでパチンコ好きだと会話に困らないかも?とかは感じます。
体を使う仕事なので昼に自分の車で寝てる人も多いです。
ぼくは初めのうちみんなと休憩をとってましたが、今は昼は車で寝ることにしてます。
5.体が痛い
担当する作業内容にもよりますが、重いものを持ったり同じ動きを繰り返ししなければいけなかったりで肉体的な負担はあります。仕事でこんなに体が痛むのかとキョどります。事務だとずっと座ってますからねぇ。
同じ動きを毎日繰り返すので、その方向にばかり体を使うので異常が出やすいんでしょうね。ぎっくり腰をやってる人も結構います。これを克服するためには、ちょっと疲れていてもストレッチやウォーキング程度でいいので運動をして体をほぐすといいです。
コールセンターでは、動かなすぎて運動が必要と感じてました。結局、どの職場でも適度な運動は必要ってことですね〜
ちなみに、作業自体は最初は「大変そうだな」と感じますが、研修もしてくれるので未経験でもできますよ。
まとめ・工場勤務は派遣なら特別身構えなくてもよいと思う
いかがでしたか?
こうして振り返ってみると、事務からの転職だとキョドることが多いと感じます。環境面も仕事のスタイルも、違いがあり過ぎます。
人間関係についてもう少し言うと、閉ざされた世界という点で学校っぽいと感じることもあります。ちょっと無理な状況でも逃げ場があまりない。
いろんな点でどうしても慣れることができない場合は、必要以上に我慢や無理をしなくてもいいです。工場派遣は生産状況によって契約が終了する機会も多いためです。
「長期間この会社で働くからなんとか乗り越えなくては!」と思ってても簡単にクビになることもあるってことです。だから、工場派遣を始めることに身構えなくてもいいと思います。
ぼくとしては作業が始まってしまえば、しゃべらず黙々と進められる点は自分向きだと感じています。
さて「あぁ今日もこの音、この匂いかぁ」と感じながらお勤めしてきますよ〜
それでは!