働くこと

【派遣】派遣で働く前に知っておくべきこと3点。やっぱり派遣は不安定??

ぼくが派遣社員として働き始める前に想像していた

派遣社員のイメージはあまりよくないものでした。

 

「派遣になったらヤバい」

「派遣は人間扱いされない」

「派遣は低賃金」

 

など、とにかくマイナスイメージを強く感じていました。

 

 

以前、ニュースでも頻繁に報道された

「派遣切り」のイメージもあり

【不安定】とか【景気悪いとすぐクビになる】

というイメージもありました。

 

 

この記事を読んでるあなたはどんなイメージを思い浮かべますか?

 

 

 

ぼくが派遣社員を実際に経験してみて感じたのは

やはり「不安定」ということです。

 

 

この記事はこんな人におすすめです

  • 派遣社員で働いて感じたことを知りたい
  • 派遣は不安定といわれる具体的な理由を知りたい
  • 現在、派遣で働いているが続けていいのか迷っている

 

派遣で働く前に知っておくべきこと3点

これから派遣で働こうと思っている人のために

ぼくが働いて感じた知っておいたことがいいことをまとめてみました。

 

1.有期期間の雇用である

正社員と大きく違うのは働く期間に定めがあるということです。

 

ぼくが経験した職場で一番短い契約期間は2ヶ月でした。

問題なく働いていても会社の状況により最短2ヶ月で職を失うことがあるということです。

 

これは「派遣切り」に合わなくても契約期間が決まっているので仕方のないことです。

 

 

派遣を使う企業に仕事があれば契約更新して長く働けることもあります。

派遣で仕事を始める前に「どのくらいの期間働ける職場か?」を

必ず確認しておきましょう。

 

また、長期働ける予定の職場でも会社の業績によっては急に次の更新で終了ということもあります。

ぼくもそんな場面に遭遇したことがあります。

 

 

短期契約ということは忘れないようにしたほうがいいことです。

 

この点はデメリットですがメリットとも言えます。

 

 

職場での人間関係が耐えられない場合などに

自分から更新しないという選択をすることもできるので

特にややこしいことにもならずにドライに済ませることができます。

 

 

2.スキルが身につきにくい

前述したように期間に定めがある契約のため

基本的に任される仕事は「すぐに覚えられる作業」が多いです。

(仕事に慣れるまではがんばって覚えなければいけないこともあります)

 

 

短期の仕事ではなくある程度の期間を派遣で勤めることができたとしても

次々と新しい仕事を任されてスキルアップしている人と比べると差は開いていきます。

 

この点をカバーするために自力でのスキルアップを常に意識する必要があります。

 

 

デメリットは「スキルが身につきにくい」「惰性で仕事してしまう」ということになります。

 

メリットとしては、仕事が「単調で楽にこなせる」ようになれば

仕事を最低限の労力でこなして空いた時間を有意義に使うということもできます。

 

 

3.周囲からの印象が悪い、社会的信用を得にくい

期間に定めがある雇用形態ということで社会的信用は得られにくいと言えます。

 

ぼくが一番実感したのは銀行からお金を借りるときです。

【派遣社員は社会的信用が無い】ので銀行でローンを組むのはかなり難しいです。

 

また派遣だと周囲から「すぐに仕事を辞める人なのでは?」と思われてることが多いかなと感じます。

派遣社員は、契約期間満了で実際に仕事が変わる機会もあります。

「また仕事変わったのかな?」という印象になっていると思います。

 

また、独身だとそんなに意識する必要はないかもしれませんが

結婚して妻子がある状況になると「勤務先」を書く場面があります。

 

「いつまで?」「なんの目的で?」派遣をやっているのか

自分で理解して納得してないと現状に自分が辛くなることがあります。

 

 

派遣は不安定だと思う理由

この記事の冒頭で派遣社員は「不安定」とお伝えしました。

 

少し前の時代だと、いい学校を出ていい会社に就職することが

スタンダードな道筋であり「安定」と呼んでいたんじゃないでしょうか。

 

定年まで会社に勤めることができれば、その後は年金で暮らして…といった感じで

まあ人生大丈夫かな?とイメージです。

 

ただ、最近はこのあたりの状況も変わってきていて

自分が働かなければならない年数よりも会社の寿命のほうが短い

というのはほうぼうで聞く話です。

 

会社の平均寿命は23.5歳です

参照元:ダイヤモンド・オンライン

 

 

ならば「雇用形態に関わらず不安定なのでは?」と考えることもできるでしょう。

 

勤める会社の状況によっても安定かどうかの見方が変わってきます。

 

例えば「ブラック企業に勤める正社員は安定してると言えるのか?」という見方もありますよね。

 

 

 

派遣は企業にとっては都合のいい制度です。

 

 

「働く期間が決まっていて」「スキルが身につきにくい状況」であれば

派遣社員を惰性で続けることが間違いなく「不安定」です。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

 

派遣のマイナス面が強調された感じになったかもしれませんが

派遣という働きかたを上手に利用すればメリットもあります。

 

 

派遣会社をきちんと選択すれば、給与が未払いになることはまずありません。

社会保険もかけてくれます。

 

交通費が無いようなこともよく言われますが、そこも交通費支給有りのところを選べば大丈夫です。

 

 

今は社会全体が安定しているとは言い難い状況もありますので

真の意味での「安定」とは…

仕事や学びで得た経験やスキルを使ってちゃんとごはんを食べていける

ってことではないでしょうか?

 

 

以前のぼくは完全に会社に依存していました。

日々の業務はまじめに取り組むものの惰性で会社に行ってる状態です。

 

会社の業績などにより、もし会社が倒産したらどうしようとすごく不安に感じてました。

 

自分になにもなくて、会社頼みだから不安。

自分の人生を生きていないから…ですよね。

 

 

派遣社員でも正社員でも自分の人生を生きてないと

年齢を重ねるごとに仕事が失ったときのリスクも大きくなっていきます。

 

 

だからこそ自分の人生をどのように生きたいかを考えた上で

派遣という制度を上手に利用して次につなげていくことが必要です。

 

 

その取り組み次第で不安定の意味合いも変わってきます。

 

 

派遣が人生の次につながるといいですね。

(ぼくもですが)

 

 

今日も一日おつかれさまでした!

それではまた。

ABOUT ME
くるぶし
ボロ家での底辺生活を活かして記事を書いてます。スーパーの投げ売りワゴンを必ず覗いてしまう悲しい習性アリ。興味がある話題は、スマホ&通信会社選び、車メンテナンス術、通勤用の自転車などなど。この記事が誰かのお役に立ちますように!