台風が接近しているとニュースが台風一色になりますね。
ここ最近は台風以外にも、ラグビー、バレー、野球のCSシリーズなど注目度の高いニュースが続いてました。
そんな話題に隠れ気味なんですが、気になるニュースが【神戸市立東須磨小学校の20代の教師に対するいじめ事件】です。
加害者は同じ小学校に勤める教師4人。
【いじめ】も含め、指導を行う立場にあるべきはずの教師による狂行です。
いじめではなく傷害事件ですよね
こういった事件はテレビやネットのニュースを通じて知ることがほとんどなので正確な情報として報道されているかは正直わかりません。
事件が発覚する加害者の吊るし上げも含め、少々過熱気味に報道が展開していきますよね。
写真が公開されてましたが、これらを見る限り酷い…としか言いようが無く、現実に起きてることなのか困惑します。
↓同僚の先輩教員4人から目に激辛カレーをこすりつけられるなどのいじめ
↓男性教員が所有する車の上に乗る加害側の教員
参照元:msnニュース
こ、これは、アウトなやつですよね!?
普通ほかの人の車の屋根の上に土足では上がらないでしょ!!
子どものいじめ事件をに関しても思うのですが、
そのいじめは逮捕される内容ですよね??
やってることは一線を越えていて逮捕されちゃうような内容なのに、学校という閉ざされた空間だと法律なんて関係なくなってしまうんでしょうか。。
ぼくが働く現場で思うこと
以前、大人のいじめについての記事を書きました。
ぼくはこれまでに何度か転職を経験しています。
同じ業種であっても会社が変わると慣れるまでは苦戦します。
そんな中、人間関係に問題が無ければ業務内容の習得もスムーズに進みます。
過去に、仕事の内容はかなりキツくて最悪だったけど一緒に働く人がまともなかたが多く、助けられつつなんとか続けることができた…という職場がありました。
神戸市立東須磨小学校のいじめ被害に遭った先生は、恐らくまともで仕事もできる方だったんじゃないかと思います。
働く人を「生かすも殺すも」まわりの環境も大いに影響していると考えます。
ボトムアップの会社でもトップが指導力を発揮しなければ悲惨
トップダウン企業よりもボトムアップ企業のほうが風通しがいい...なんて話を聞いたりします。
ちなみにぼくがここ数年働いた会社はボトムアップ型だと思います。
ボトムアップ型は確かに風通しがいいなどメリットも多いのですが、現場に丸投げ感が強まってくると…それはそれで辛いです。
神戸市立東須磨小学校のいじめ事件報道では主犯とされる40代女性の権力が強かったと伝えられています。
子どもに学びや集団生活についての指導をするという立場の教員の、職場での関係性が完全に崩壊しています。
いじめの加害者が悪いのはもちろんですが校長が指導力を発揮できていなかったのも大きいでしょう。
子どもがいるぼくとしても
「自分の子どもを通わせている学校だったら…」と恐怖を感じました。
被害教諭は10月11日夕方に警察に被害届を提出したそうです。
正常な判断だと思います。
Tips:精神疾患による休職者の休職発令後の状況内訳
文部科学省のホームページに興味深い資料がありました。
精神疾患イコールいじめ被害で休職というわけではないですが、精神的に追い詰められて休職→退職される先生が全体の20%もいます。
参照元:平成29年度公立学校教職員の人事行政状況調査について
あくまで統計ですが、多いですよね?
まとめ
神戸市立東須磨小学校のようなことは会社でも起こります。
大人のいじめは表ざたになることが極めて少ないので厄介です。
例えば、派遣の現場ですが社員のお気に入りの派遣社員が現場で力を持つようになる、などは実際にありました。
業務の内容に対して自分基準で物事を判断してあれこれ言いだしたり働きにくい環境が醸成されていきます。
もちろん自分自身が業務をしっかりとこなしていくことは大切です。
しかし、会社として業務の品質を保つために明確な基準を指導してくれればと思う場面が多々ありました。
社会に出てそんな場面に遭遇した時には自分の子ども(あるいは大切な人)が
そんな会社に入ったらどうなの?
と想像力を働かせてほしいです。
職場を狭い範囲で考えず、全体をみて行動することができればと思います。
もっとも、人の悩みのほとんどは人間関係の悩みらしいので尽きない問題なんでしょう。
私は仕事は嫌だけど、職場は嫌では無いです。
(それはそれで辛い…)
明日もがんばりましょう~