「お金がないと眠い」という経験はありませんか?
一見矛盾しているように思えるこの現象、私は体験したのでとてもよくわかります。
お金がないと不安で眠れない?ではと思うかもしれませんが、お金がない眠いと感じることが多くなります。
今回は、この不思議な関係性について掘り下げてみましょう。
私は医療の専門家ではありませんので、体験談として感じたこと、解決策としてとった行動についてお伝えいたします。
なぜお金がないと眠くなるのか?
原因としていくつか思い当たることがありますが、影響が大きいのはやはり精神的なものだと思います。
ストレスによる疲労
お金の心配は大きなストレス要因です。無意識にお金の心配をしていて常に不安な精神状態となっていることもあるでしょう。このストレスが身体を疲弊させ、眠気を引き起こします。
栄養不足
経済的な理由で十分な栄養が取れない、または偏りがあると、身体のエネルギー水準が低下し、眠気を感じやすくなります。慢性的な不安感から、食が細くなり栄養不足につながるということもあるでしょう。
環境要因
経済的な理由で快適な睡眠環境を整えられないことも、質の良い睡眠を妨げる原因になります。また、お金のことが頭をよぎり寝付けなくなったり、眠りが浅くなったりといったこともありますよね。
具体的な事例
私がこの事について考えてみようと思ったのは、テレビ東京の「カンブリア宮殿」を観たことがきっかけでした。出演されていた、とある社長さんが「人は金がなくなると眠くなる」と語られていました。
この社長さんは出社した後、車を止めて置ける場所まで移動し車内で寝ていたそうです。(確か自社の畑のそばに停車していたと仰ってたような)
これ視聴していて「すっごくわかる」と共感しました。私だけじゃなかったんだと思いました。
眠気がもたらす悪循環
慢性的に以下の症状が続くようになります。
- 夜きちんと寝ても、翌朝だるさを感じる
- 日中、特にデスクワーク中に眠気で集中できない
- 日中、目を瞑るとそのまま居眠りしてしまう
お金がないことで眠くなり、その眠気によって集中力が低下すると、仕事の生産性も下がってしまいます。
結果として、お金を稼ぐための行動や思考の質が低下し、さらなる経済的ストレスを生み出すという悪循環に陥ってしまうのです。
解決策
これらの症状は、単なる疲れではなく、経済状況と睡眠の質の関係を示唆しています。
すぐに取り入れられる解決策について考えてみました。
- 睡眠時間の見直し: 適切な睡眠時間(通常7-9時間)を確保しましょう。
- 就寝前のルーティン: ストレッチや軽い読書など、リラックスできる活動を取り入れましょう。
- 食事管理: 就寝前の過度な飲食を避け、カフェインの摂取にも注意しましょう。
- 睡眠環境の改善: 可能な範囲で、快適な寝具や静かな環境を整えましょう。
- 睡眠時無呼吸症候群のチェック: 慢性的な眠気の場合、医療機関での検査を検討しましょう。
- 運動の習慣化: 適度な運動は睡眠の質を向上させます。
- ストレス管理: メディテーションやヨガなど、ストレス軽減法を実践しましょう。
②については朝起きて体が痛いという状態を緩和させるのにも有効です。肩が凝るような仕事をしている場合、体をほぐしてやらないと朝起きて首のあたりがバキバキに痛かったりするんですよ。私は枕が合ってなくて寝違えているのだと思っていましたが、ストレッチを取り入れてから朝の状態がだいぶ改善されました。
まとめ
お金の問題と睡眠の質について追求していくと、単なる疲れではなく、経済状況と睡眠の質の関係が思いのほか密接に関連していると思いました。
経済的な課題を一朝一夕に解決することは難しいかもしれませんが、睡眠の質を向上させるために、取り入れることができる簡単なことから始めてみましょう。日中のパフォーマンスを上げ、長期的には経済状況の改善にもつながる可能性があります。
睡眠は私たちの心身の健康と生活の質に直結する重要な要素です。経済状況に関わらず、質の良い睡眠を確保することが、より充実した人生への第一歩となるでしょう。
皆さんも、今日から自分の睡眠習慣を見直してみてはいかがでしょうか?