JINSでメガネを買ったことありますか?
私はJINSが大好きでよくサイトをチェックしています。思いがけず値下がりしてるとつい買ってしまうこともあります。JINSのメガネはロープライスなのに素晴らしいかけ心地。かけ心地が悪いと気になって集中力が削がれることもあるので、メガネに不満が無いことは特に重要です。
JINSの気に入ってるところを挙げていくと…
- かけ心地がいい
- デザインこなれてていい感じ
- 買いやすい価格設定
- 花粉カットフレームなど独自の面白い商品がある
等々…選ぶ理由はたくさんありますが特に気に入ってるポイントは
レンズを薄型にしても追加料金がかからないところです。
目が悪くレンズが厚くなりがちな私には非常にありがたい。他社だと追加料金がかかることがほとんどです。選べる標準レンズの薄さは全4種。追加料金もかからないとなるとどれを選ぶか迷います。
私は4種類のレンズ全てでメガネをつくったことがあるので、今回はその体験を元にどのレンズがベストだったかまとめてみました。
この記事はこんな人におすすめです
- JINSの標準レンズは本当におすすめか疑問に思っている
- JINSでレンズを薄くしたいが見え方に不安がある
- JINSの4種類のレンズでベストはどれか知りたい
JINSのレンズを全て試した結果
JINSのレンズは薄さ以外にも老眼鏡、カラーレンズ、くもり止めなどを選ぶこともできます。記事でご紹介しているのは基本の標準クリアレンズについてです。
標準クリアレンズは薄さ(屈折率)によって【1.60、1.67、1.70、1.74】と4種類あります。

【1.60】が一番厚みがあり、数字が大きくなるほど薄くなります。【1.74】が最薄ということです。JINSで購入したことがあるかたはご存知だと思いますが店舗に在庫があるのは【1.60】レンズでそれ以外を希望の場合は取り寄せに1週間程度かかります。店員さんによくお勧めされるのは店舗在庫有りの【1.60】レンズです。
JINSのレンズについてネットで調べると…
「薄型レンズを希望すると店員さんが嫌がる」
「最薄レンズはコストが高いので基本【1.60】を勧められる」
などの意見も出てきます。
本当にそうなんでしょうか?
そんなこと言われるとなおさら薄型を選んだほうがお得な気もしてきます。
店員さんは見え方ベストのレンズを勧めている
下図はJINS公式ページよりレンズごとの【軽さ、視界の鮮明さ、薄さ】を表したものです。

この図からわかるのは薄くするほど視界の鮮明さが失われていくということです。
全種類試してみた私の結論ですが
基本の【1.60】レンズがベストです。
私も初めは店員さんはコストの兼ね合いで【1.60】を勧めてくるのだと思ってました。でも薄くするほど視界の鮮明さが失われていくんですよ?
視力が落ち視界が鮮明ではなくなったからメガネをかけるのにレンズで視界の鮮明さが損なわれてしまうのは違う気がします。
店員さんは見えづらくなるレンズを積極的には勧めないということだと思います。
一方、薄型にしても問題が無かったという意見もあります。これは矯正度合いにもよると思います。私は度数が強すぎると頭が痛くなるので、運転ができるギリギリの視力で作っています。ギリギリの視力でメガネを作った場合、ちょっとでも見えづらくなると気になります。
もしかしたらやや強めに矯正していれば薄型にして多少見えづらくなっても気にならないのかもしれません。
普段、ちょうどいい度数でメガネ作成している場合は【1.60】レンズが無難な選択です。
薄くしたい場合のベストレンズは?
とはいえそれでもレンズを薄くしたいってありますよね。よくわかります。だから私も全種類のレンズでメガネをつくってしまった訳で。フレームのデザインやレンズの面積が広い場合などの理由で薄型がいいということもあると思います。
では薄型にしたい場合はどのレンズがベストなんでしょうか?
見えかたか、薄さか。
結論からですが、私が選ぶ薄型ベストレンズは【1.67】です。

最薄の【1.74】は図の通り視界の不鮮明さがかなり損なわれるので選択肢にはならないです。迷うのは【1.67】と【1.70】どちらにするかですが、視界が鮮明なほうを選ぶなら【1.67】です。図で確認すると【1.70】の方が視界が鮮明となってますが、実際にかけ比べると【1.67】のほうが視界の鮮明さが高いと感じます。(何度かけ比べてもそのように見えるのです)
図の通りだと【1.67】は薄さも鮮明さも中途半端に感じますが、やはりレンズが厚いほうが視界は鮮明ということだと思います。少しでも薄くしたい場合は【1.70】までにしておくのがいいです。厚みを【1.70】と【1.74】で比較してみましたがほぼわからないレベルでした。
ちなみにレンズの中で【1.70】だけ東海光学製(made in Japan)で、それ以外はHOYA製(made in Thailand)です。
厚さが気になる場合は、選ぶフレームによって厚み影響がどのくらい出るか店員さんに相談しながら決めるのがいいと思います。
私が感じる見えかたイメージ
レンズの違いによる見えかたで差を感じるのは遠くを見るとき、尚且つ夜など暗い時です。私が薄型レンズを選んで「全然見えなくなったかも!」と感じたのは夜に電車の時刻掲示を見た時でした。
私が感じた見えかたイメージをレンズの種類ごとに作成してみました。
【1.60】
「これくらい見えてほしい」というレベルまでちゃんと見える感じ。

【1.67】
【1.60】とあまり変わらない気がする。【1.70】より明るく感じる。

【1.70】
【1.67】よりややぼやけたなという感じ。見えづらさを感じ始めるライン。

【1.74】
「ヤバい!文字がダブってる」とわかる。はっきり見えづらさを感じるレベル。

レンズを薄くするほど色にじみが出るんですね。今まではっきり見えてたものが不鮮明になるというのは結構なストレスです。
ブルーライトカットレンズは見えづらい?
ちょっと余談です。
JINSではブルーライトカットレンズ(JINS SCREEN)も取り扱ってます。JINSの代名詞と言えるレンズですね。私はパソコンを頻繁に使うので【1.60】のブルーライトカットのメガネも持っています。カット率は一番低い25%CUTです。
ブルーライトカットだとレンズ自体がやや茶色味がかった感じになります。見えかたがどうなるか不安で購入時に店員さんに相談しながら決めましたが「夜の運転でも特に支障はない」と言ってました。
しかし、作ってみて感じるのは
ブルーライトカットレンズはやや見えづらくなるということです。
見えかたのイメージは先ほどの【1.70】に近いと感じました。

ブルーライトが気になる場合はメガネでの対策ではなくスマホの画面フィルムや輝度調整などで対応してもよい気がします。私は使ってみた結果ブルーライトカットレンズは不要と感じました。
まとめ
いかがでしたか?
私が比べた結果ではJINSのベストレンズは【1.60】でした。
レンズは外側に向かうほど厚みが増すので、レンズの面積が広いフレームデザインほど厚み影響を受けます。フレームデザインとレンズの薄さの選びかたに失敗すると「メガネのレンズめっちゃ分厚い人」って印象になってしまう可能性もあります。厚みと見えやすさのバランスを取るために、フレームでレンズの厚みをカバーできるか検討するのもメガネ選びのポイントです。
流行りのフレームデザインもあるので難しいところですが、自分の度数(レンズの面積、厚さ)と顔に合うデザインとの折り合いがつくメガネを探してみましょう。
JINSはオンライン試着ができるので気軽に試せますよ〜!
