私の家は郊外の少々不便なところにあって約10キロほどを毎日電動自転車で往復しています。
10キロという距離はそこそこ疲れるし時間も取られる距離です。でも電動自転車ならなんとかなります。
私が愛用しているのは20型のちょっと小さい自転車です。小さい自転車は見た目が愛くるしかったり、場所をとらなかったり良い面がたくさんあります。
反面、タイヤが小さいので乗り心地や距離のある移動には向かないなどのイメージを持ってしまうかもしれません。
今回は20型の電動自転車を通勤に使用してみて感じたことをまとめてみました。
この記事はこんな人におすすめです
- 20型の電動自転車は通勤・通学に向いてるのか知りたい
- 電動自転車のサイズ選びの参考にしたい
- 20型の電動自転車のメリット・デメリットを知りたい
20型自転車のメリット・デメリット
20型自転車は小径車と呼ばれることもあります。タイヤが小さいのが特徴です。
27型などの一般的なサイズの自転車とは見た目もかなり違います。
まずは一般的なメリット、デメリットについてまとめてみました。
メリット
- コンパクトなので人混みで邪魔になりにくい
- 停止から発進の動作が軽い
- 小回りが利く
- 駐輪スペースをとらない
- いざという時に車に積める(車種による)
デメリット
- 段差やデコボコなど道路状況の影響を受けやすい
- 長距離の走行に向かない(速度を維持しづらい)
- 乗り心地の面で26型以上の自転車に比べ劣る
20型自転車は車体重量も軽いので漕ぎ出しが軽くふらつきが少ないです。電動自転車だと尚さら軽い!人が多い状況で乗るのに適してます。
デメリットとしてタイヤの小ささゆえに段差を超えたときのショックはやや大きめです。私も段差を乗り越えるときにはやや気を遣ってます。段差の大きさにより運転に工夫が必要だと思います。
Tips!:20型自転車は漕いでも全然進まない??
20型はタイヤが小径なので漕いでも前に進まないというイメージもあるかもしれません。
例えば「小さな輪っか」と「大きな輪っか」を転がした時に大きな輪っかのほうが遠くまで転がると想像できるでしょう。
その点は20型自転車でも工夫されていて、ギアの働きを利用して漕ぐときに進む距離が弱点にならないように調整されています。
タイヤが小さいから足を常に忙しく動かさなければいけないなど心配する必要はありません。
私が20型自転車を選んだ理由
自転車は種類がたくさんあるので選び始めは迷ってしまいますね。荷物を載せたいとか用途に応じた条件があればある程度絞り込みができます。
私は20型自転車のサイズ感が好きだったので、これが通勤の距離に耐えられるものなのかという視点で選んでいきました。
参考に私が通勤自転車に求める条件は以下となります。
- 20型であること
- お尻が痛くならない
- 泥除けが付いている
- よく聞くメジャーな自転車メーカー製
- 1充電での走行距離が長い
- コスパがいい
私が購入したのは20型のシティタイプの電動自転車です。通勤に使ってみて10km程度の移動であれば特に問題ないと感じています。
不便な点はカゴに荷物が入らないところです。自転車自体が小さいのでカゴも小さいです。荷物はリュックに背負うスタイルなのでロードタイプに乗ってる人と同じ感じですね。
私は10km程度の移動であればメリットを感じることのほうが多いです。駐輪時にコンパクトさや軽さを感じて楽だと思います。
自分で納得感のあるもののほうが長く使えてよいと思います。
20型電動自転車おすすめ3台
通勤の経験をもとに10kmの移動に困らないようなものをセレクトしました。
頻繁に充電するのは手間なので、電動アシストを最大にしたときに何キロ走れるかも合わせれ掲載しています。
ヤマハ (YAMAHA) パスシティX PAS CITY-X
- 変速ギア:内装3段
- バッテリー容量:12.3Ah
- 走行可能距離:強モード54km
パナソニック(Panasonic) ベロスターミニ VELO-STAR MINI
- 変速ギア:外装7段
- バッテリー容量:8.0Ah
- 走行可能距離:パワーモード 約31km
パナソニック(Panasonic) Jコンセプト Jconsept
- 変速ギア:なし
- バッテリー容量:12.0Ah
- 走行可能距離:パワーモード 約50km
私としてはヤマハのPAS CITY-Xはバランスがよくオススメです。
理由は、メンテナンス性の高い内装3段式である点、バッテリー容量も大きいので電動アシストを最大にしても54kmも走れます。
片道10kmに対して54kmというのは余裕がありすぎる気がしますが、毎日使うものなのでバッテリー切れの心配が無く、頻繁に充電しなくていいというのはメリットです。
内装3段は電動自転車であれば十分です。重いギアに入れても電気の力でグイグイ漕げるので、そもそもギアを切り替える場面がほぼありません。
パナソニックのベロスター、Jコンセプトもかなりいいと思うんですが、バッテリー容量が小さいので走行可能距離がやや短くなるのが気になります。
ベロスターの外装7段ギアはメンテナンスが少々手間ですがバッテリー切れのときにはいいですね。
パナソニックのJコンセプトはギア無しの理由とか乗りやすさがよく考えられています。詳しくはサライHPに掲載されています。
『サライ』の提案がきっかけに!パナソニック「Jコンセプト」の電動アシスト自転車にこらされた数々の工夫 │ サライ.JP
ちなみに私が購入したのはPAS CITY-Xの兄弟車のブリヂストンのリアルストリームミニです。
PAS CITY-Xとほぼ同じですがカゴがあります。ヤマハとブリヂストンは協業しているのでどちらを買ってもモーターはヤマハ製、フレームはブリヂストン製です。
サドルがやや硬く、お尻が痛くなるのでオススメには入れませんでしたが。いい自転車です。不満は無く気に入ってます。
サドルは簡単に交換できるのでこの点はすぐに解消できます。
ネットで試乗無しで購入しましたが問題無しでした!
まとめ
いかがでしたか?
今回は10kmの通勤に使える20型電動自転車というテーマで3台を選んでみました。振り返ってみるとスタイリッシュなモデルが多いです。20型でももっとママチャリっぽいのもあります。
それも20kmくらい漕いだことがあるんですが、ママチャリっぽい感じのは乗る姿勢なのか、着座位置なのか少々疲れると感じました。
私はネット購入でしたが近くの自転車屋さんにあれば実物を見たほうが安心です。
この記事が通勤自転車選びの参考になれば幸いです。
それでは!