ぼくがこのブログを書きはじめたのは東日本大震災がきっかけです。
震災を経験して
いくらお金がなくても災害への備えはしなくてはいけない
…ということは痛烈に感じました。
自分が準備できていないことで家族を守れなかったり
準備をしていたまわりの人に迷惑をかけてしまう。
時間が経って震災の記憶が薄れてくると
「もうダイジョブでしょ?」と油断したくなりますが
地震以外にも台風などの自然災害に遭うことも無いとは言えないですよね。
そこで今回は防災グッズです。
極貧のわが家でもこれだけは備えた防災グッズ5点をご紹介したいと思います。
この記事はこんな人にオススメです
- 極貧家族でもわざわざ揃える防災グッズってどんなのか知りたい
- 台風シーズンを前に防災グッズを揃えていきたい(極貧だけど)
- 地震発生が想定されている地域に住んでいるので参考にしたい
災害への備えってなんだろう?
その前に災害への備えってなんでしょう??
そういえばその意味ってだいぶ漠然としか捉えていなかったりします。
いざグッズを揃えようとしてみると
「いつ?」「これどこで使うやつ???」と迷ってしまいます。
災害への備えは大きく2つに分かれる
調べてみると災害についての備えは次の2つに分かれるようです。
- とっさに避難するときに持ち出すものの備え
- 避難生活に必要なものの備え
聞けば納得。
「あぁ、なるほどね!」って感じですね!
ちなみに具体的にどんなモノが必要なのかについては
自分が住んでる自治体でも冊子など配布されている可能性があります。
いや、これを準備しない自治体はおそらく無いのでぜひ役所などで聞いてみてください。
改訂を重ねてわかりやすくなってるはず。
ぼくが住んでいる地域の災害への備え冊子はチェックリスト形式になってました。
(円熟のわかりやすさでした)
どこで被災するかによって行動が変わる
これも考えてみるとあたりまえなのですが、
どこで被災するかによってその後の行動と備えが活きてくるか
が変わってきます。
備えも大事ですが合わせてどう動くかについても確認しておきましょう。
ぼくは東日本大震災のときは職場にいたので家族の安否がまっ先に気になりました。
「こちらは無事!」とメールを送信してからほどなくして携帯電話が使えなくなったので
家族とどう連絡を取り合って行動するかは決めておかなければいけないと思いました。
このあたりは内閣府のホームページに想定シナリオがあります。(※地震の場合)
被災した時にどういう行動をとるのかイメージを確認しておくのに役立ちますよ!
どこで災害に遭遇するかによってその後の行動が変わる。
備えと共に被災した時の行動イメージを確認しておこう!
備え① とっさに避難するときに持ち出すもの
では備えについて見ていきましょう。
まずは避難所など自宅以外の場所への避難も想定しての備えです。
避難先にて1〜2日生活するために必要な食料品、日用品を揃えていきます。
持ち出せる量には限りがあるのでこのくらいがちょうどよいようです。
さらに家族構成によって内容は変わってきます。
参考までに以下のようなものが必要です。

出典:日本赤十字 – 非常時の持ち出し品・備蓄品チェックリスト
首相官邸のホームページにも災害の備えについてのわかりやすいページがあります。
これらをすぐ持ち出しができるように一つのバッグにまとめておく必要があります。
非常用持ち出し袋として販売されているものもあります。
一つずつそろえていくよりお得な場合もあるようなので検討してみるものいいでしょう。
備え② 避難生活に必要なもの
自宅が被災していないのであれば落ち着くまでは自宅や車で過ごすのがよいと思います。
避難生活のための備えも想定しておきましょう。
食料・飲料などの備蓄、十分ですか?
電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、普段から飲料水や保存の効く食料などを備蓄しておきましょう。
防災のために特別なものを用意するのではなく、できるだけ、普段の生活の中で利用されている食品等を備えるようにしましょう。
食料・飲料・生活必需品などの備蓄の例(人数分用意しましょう)
• 飲料水 3日分(1人1日3リットルが目安)
• 非常食 3日分の食料として、ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
• トイレットペーパー、ティッシュペーパー
・マッチ、ろうそく
・カセットコンロ など
※ 大規模災害発生時には、「1週間分」の備蓄が望ましいとされています。
※ 飲料水とは別に、トイレを流したりするための生活用水も必要です。日頃から、水道水を入れたポリタンクを用意する、お風呂の水をいつも張っておく、などの備えをしておきましょう。
引用元:首相官邸ホームページ
普段の生活に必要なものにちょっとプラスした備蓄だと無理なく実践できていいといいますよね。
これがなかなか余裕がないと難しいのですが!
極貧でも揃えたい!お役立ち防災グッズ5点
それではわが家で実際に使ってみて便利だったグッズをご紹介します。
①ランタン
災害で停電が発生すると真っ暗な夜を過ごさなくてはいけません。
食事や片付けなど作業ができないという不便さもありますが
災害で不安なときに灯りがないってすごく不安を感じます。
また、停電が何日も続くと夜の暗さに気持ちが滅入ることもあります。
被災してパニック状態から落ち着いてくると疲れも出ます。
(ぼくはそうでした)
子どもがいるならなおさら!
ランタンは次の2種類を用意しておくのがおすすめです
- ガスタイプ
- 電池タイプ
これはわが家で用意したものです。
カセットコンロと同じCB缶が利用できるのでガスの準備が簡単です。
ガスを他の機器でも使えるのもいい!
災害時に支援物資でCB缶をもらったりもしたこともあります。
CB缶が使える機器があると活用できます。
ちなみに貧乏キャンプもたまにするのですがこれで十分と感じています。
電池タイプは熱くならないので子どものそばで使うとき用にあったほうがいいです。
お手頃なのではじめはこれだけでもいいから揃えるといいですよ。
②カセットコンロ
紹介するまでもなく防災グッズのド定番です。
これが無いといろいろ始まりません!!
震災の際は風呂に何日も入れなかったので鍋で湯を沸かして洗髪するのに大活躍でした!
あ、もちろん調理にも必要なのであったほうがいいです。
普段使いに焼き肉プレートを買えば
「うんうん、壊れてない!」とメンテナンスついでに焼肉もできて一石二鳥。
たこ焼き専用機を買うより数倍お得なたこ焼きプレートもおすすめです。
コスパよし!
③モバイルバッテリー
スマホ(当時はガラケー)は安否確認や情報を取得するのに必要です。
震災時は車のシガー充電も使いながら乗り切りましたが
普通に使うと1日で充電がなくなるのでかなり心もとなかったです。
モバイルバッテリーは必須ですね〜
モバイルバッテリー自体に充電されていないという場合もあるので
そこも想定した商品を選びましょう。
Bluetoothイヤホン+モバイルバッテリーは使い勝手がいい!
アダプタタイプも普段から充電されてるからいいですね。
④ウォータータンク
送水管に損傷が出た場合には水道の復旧に時間がかかります。
ぼくの地域では1週間ちょっとかかりました(早いほう)
復旧までは給水車がきて水をもらうことになるのですが
ウォータータンクがないと水を持ち帰ることができません!!
調理にも水が必要なのでで1つじゃちょっと足りないです。
2つ以上揃えておくのがおすすめです。
⑤ガスストーブ
これは震災後に必要性を感じて購入したものです。
石油ストーブが使えればそちらでもよいと思います。
寒い時期に被災した場合、暖をとれないとかなりキツイです。
ランタン、カセットコンロと同じCB缶のガスはこっちにも使えます!
平常時は冬に普通に使ってます。
(ちょっと燃費が悪いかな…)
1万円を切ってることもあるので安くなってたら即買いです!
ガスはまとめ買いしておくとお得。安心。
防災グッズまとめ
極貧でも…と紹介しましたがまとめて揃えようとすると結構高いです。
でも災害時に使えて、どれも普段使いでもいけるのでおすすめです。
貧乏性なので使わないでしまっておくものにお金を使うのって嫌なんですよね〜
普段から使ってるものなら急に必要なときに「使えない!」というピンチも回避できるはず。
(追記)
2020年に入り新型コロナウィルスが流行しています。
我が家では防災グッズ備蓄の一つとしてマスクをやや多めに用意していたのがよかったと感じました。
コロナの影響かは分かりませんが一時期ウォーターサーバーは欠品してました。
普段から油断せずに備えておくことが大切だと改めて感じました
みんなが買いだすと買えないよ!
