家計の中で毎月の通信費にかかる金額って結構バカにならないですよね。
そこで通信費の中でも携帯代を抑えようと格安SIMを検討しています。
格安SIM使ってますか?
最近は某ウイルスの影響もあるので…
今後の経済状況を考えると家計の見直しの重要性を強く感じます。
だから今!格安SIMなのです!
格安SIMとは?
通信回線を自社で持たずdocomo、au、softbankなど大手携帯事業者からインターネット・通話の回線を借りてサービスを提供している事業者を【MVNO】と呼ぶ。MVNOが提供するSIMカードは、大手携帯事業者と比較して価格が安いメリットがあり【格安SIM】と呼ばれている。大手携帯事業者と比較すると通信速度がやや劣るなどデメリットもある。
SIMとは?
スマートフォンやタブレットに挿して使用するICカード。通信を行うために必要で、電話番号なども記録されている。SIMサイズは【nano】【マイクロ】【標準】の3サイズがあり、使用する端末によってサイズが異なる。
格安SIMはだいぶ使ってる人も増えた印象です。
「格安SIMいまさら!?」「遅すぎ!!」とお思いのかたもいるかも知れません。
ぼくは格安SIMに興味はあったものの
端末の割賦金や違約金の兼ね合いでこれまで検討すらできずにいました。
(ちなみにdocomoを使ってます)
ようやく割賦金と違約金の縛りから解き放たれたので
乗り換えを絶賛検討中です!
そこで今回は格安SIMに乗り換えるにあたり
選択の際に考えたことをシェアしたいと思います。
この記事はこんな人におすすめです
- 携帯料金(通信費)を今より安くしたい
- 格安SIMに興味があるので詳しく知りたい
- ライトユーザー(月3GB程度)の月額料金の目安を知りたい
種類いろいろ格安SIM。どこの会社を比較する?

格安SIMについて調べ始めてみて感じたのは
「種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない!」ってことです。
料金プランやオプション、キャンペーンの組み合わせで
複雑さが増し…比較がかなり困難になっていると感じます。
また、価格も大事ですが使い物にならないと乗り換える意味が無いので
通信品質も大事です。
そんな折、通信品質で参考になる情報が発表されました。
MMD研究所による【2020年3月格安SIM・格安スマホ通信速度調査】の結果です。

参照元:2020年3月格安SIM・格安スマホ通信速度調査 | MMD研究所
これは利用動向調査を元に、
メインで利用している格安SIM上位8サービスの速度比較を行った調査結果です。
地域が東京、大阪、名古屋となっているのですが
この調査結果は通信品質の目安にはなりそうです。
ちょうど調べていた会社や気になっていた格安SIMの会社も掲載されているので
今回はこの調査結果に掲載されている会社を元に検討をしていきます。
掲載されている会社は以下となります。
- Y!mobile
- 楽天モバイル
- mineo
- UQ mobile
- OCN モバイル ONE
- IIJmio
- BIGLOBEモバイル
- イオンモバイル
- LINEモバイル
格安SIMの選びかたは使いかたにより様々!

スマホの通信に何を求めるかによって
格安SIMの選びかたはまるっきり変わってきます。
例えば…
「動画をよく視聴するから大容量のデータプランがいい」
「通話定額があったほうがいい」
「使い勝手はそこそこでとにかく安く!」
とか。
ぼくの場合は「使い勝手はそこそこでとにかく安く!」です。
自宅にWi-Fi環境があるので通信データ容量の上限はそれほどなくてもOKです(ギガ少なめでOK)
外出時にネットニュースとメールがチェックできればいいです。
それと、家族はまだdocomoを使うので家族との通話用に10分通話定額があるといいですね。
以上のことからぼくの選択基準は次のようになりました。
- 通信データ容量3GB程度のプラン
- 10分通話定額の設定がある
- 月々の支払額は2,500円前後、またはそれ以下
過去に格安のデータSIMが使い物にならなかった苦い経験があるので
失敗の想定も込みで6か月~1年程度の使用を想定して選んでいきます。
通信データ容量3GBプランを中心に比較
まず、基本的なことですが格安SIMのプランは大きく以下に分けることができます。
- 音声通話とショートメール(SMS)とネットができるプラン
- ネットとショートメール(SMS)ができるプラン
- ネットのみできるプラン
この記事では
【音声通話とショートメール(SMS)とネットができる】
プランを比較していきます。
音声通話+通信データ容量3GBプラン【通常月の利用料金】
それでは音声通話+通信データ容量3GBプランをみていきましょう。
ここではキャンペーンなどを考慮しない通常月の利用料金を比較していきます。
通常月の比較なので気に入って長く使うことになった場合などにも
参考にしていただければと思います。
音声通話⁺通信データ容量3GBプラン【通常月の利用料金】
3GBプラン | 10分通話定額 | データ容量翌月繰り越し | プラン+通話定額の合計 | |
Y!mobile | 2,680円 | プランに含まれる | × | 2,680円 |
楽天モバイル | 1,600円
※3.1GBプランの提供 |
850円 | ○ | 2,450円 |
mineo | Aプラン 1,510円
Dプラン 1,600円 Sプラン 1,950円 |
850円 | ○ | Aプラン
2,360円 Dプラン 2,450円 Sプラン 2,800円 |
UQ mobile | 1,980円 | 700円 | ○ | 2,680円 |
OCNモバイル ONE | 1,480円 | 850円 | ○ | 2,330円 |
IIJmio | 1,600円 | 830円 | ○ | 2,430円 |
BIGLOBEモバイル | 1,600円 | 830円 | ○ | 2,430円 |
イオンモバイル | 2GBプラン 1,380円
4GBプラン 1,580円 ※3GBプランは提供無 |
850円 | ○ | 2GBプラン
2,230円 4GBプラン 2,430円 |
LINEモバイル | 1,480円 | 880円 | ○ | 2,360円 |
データ容量が余った場合に繰り越しができるかについても記載してみました。
(ぼくの場合3GBだと余ることもあるので)
音声通話定額については
【プランにあらかじめ含まれてる場合】と【後付けのオプションの場合】と
提供元により2パターンあるようです。
結果を見ると…【3GBプラン+通話定額の合計金額】は
OCNモバイル ONEが最安です。
次にmineo、LINEモバイルが続きますがほぼ金額に差は無いですね。
この組み合わせだと2,500円前後が標準価格というのがわかりました。
(ちなみにイオンモバイルは3GBプラン提供無し)
【3GBプラン単体】の場合もOCNモバイル ONEが最安。
次にmineo、LINEモバイルといった状況も変わらず。
繰り返しになりますが
キャンペーンを考慮しない通常価格の比較結果です。
mineoについてはau回線使用のAプランが最安です。
Tips:格安SIMの回線と料金プランについて
格安SIMの会社は自社で回線(電波)を持っていません。
そのためau、docomo、softbankの大手通信会社から回線レンタルをしています。
回線の提供元が違うので同内容のプランでも料金に差があることがあります。
回線提供元に合わせてプラン名は以下のように表示されることが多いです。
- au回線 = Aプラン(またはタイプA)
- docomo回線 = Dプラン(またはタイプD)
- softbank回線 = Sプラン(またはタイプS)
回線提供元により違うのはサービスエリアや使用できる端末です。
自分で用意した端末を使う場合には【SIMロック解除】が必要な場合もあるので事前に確認が必要です。
- 回線提供元がdocomoなら、docomoサービスエリアの電波状況の確認
- 自分で用意した端末がauで購入したものだが回線提供元がdocomoの場合、端末はそのままで使えるか
など。
格安SIMの通信回線提供事業者を比較!

前項で回線の提供元により料金、エリアなどが変わることを解説しました。
次に選択の材料として入れておきたいのが
格安SIMの電波がどの会社から提供されているかってところです。
最安のプランを選んでも電波が入らなければ意味がありませんよね。
例)使いたい格安SIMがsoftbankの電波を使用してるのにsoftbankの電波はちょっと入りが悪いんだよね、だと選択できないですよね。
そこで各社で使用している回線提供元を一覧にしました。
通信回線提供事業者
docomo | au | softbank | |
Y!mobile | – | – | ○ |
楽天モバイル | ○ | ○ | – |
楽天モバイル【スーパー放題】 | ○ | – | – |
mineo | ○ | ○ | ○ |
UQ mobile | – | ○ | – |
OCNモバイル ONE | ○ | – | – |
IIJmio | ○ | ○ | – |
BIGLOBEモバイル | ○ | ○ | – |
イオンモバイル | ○ | ○ | – |
LINEモバイル | ○ | ○ | ○ |
docomo、auはほとんどの会社で選択できるようです。
ぼくは今docomoを使っていますが
サービスエリア的にはauの電波のほうが強かったりします。
そこで表の中のau回線を提供している事業者を選択することになります。
Tips:エリア確認におすすめ
エリアを確認する方法としておすすめなのがUQモバイル【Try UQmobile】です。
これはauのサービスエリア確認限定です。
UQmobileから無料で確認要のSIMカードをレンタルすることができるのが
Try UQmobileのサービスです。
ぼくもこれでau系の電波が間違いなく届くことを確認しました。
Try UQmobileのサービスでは15日間無料でSIMカードを貸してくれます。
レンタルにかかる送料なども全部無料という神のようなサービスです。
申込はUQmobile公式サイトから
エリア>Try UQmobile に進むと簡単に申し込みができます。
他にはmineoが200MBまでのお試しSIMを提供していたりもしますが…
そもそもAmazonで300円程度でエントリーパッケージが購入できるので
こっちのほうがいいかもしれません。
まとめ・格安SIMの通常価格比較

いかがでしたか?
単純に料金の比較結果は出ましたが、
やはりエリアや速度などのサービス品質との兼ね合いが迷いどころかなと思いました。
ここで改めて【2020年3月格安SIM・格安スマホ通信速度調査】の結果です。

参照元:2020年3月格安SIM・格安スマホ通信速度調査 | MMD研究所
今回のぼくの選択基準は以下内容でした。
- 通信データ容量3GB程度のプラン
- 10分通話定額の設定がある
- 月々の支払額は2,500円前後、またはそれ以下
これに、au回線希望というところを加味すると、
- mineo
- LINEモバイル
あたりが候補になりそうです!
今回の記事で最安と案内したOCN モバイル ONEは
docomo回線のみでの提供ですがこれもちょっと気になります。
(迷うの楽しいですね)
どれも失敗しても費用的な負担はそれほどでもないので
最安プランで試しに契約しようかとも考え中です。。
乗り換えが完了したらレポート記事を書いて
またシェアさせていただければと思います。
それでは!
